後半、鳥肌がヤバかったです。 対になる方を先に読んだので、先入観はありましたが……だからこそさらに楽しめたと思っています。 彼女の普通じゃない暗躍。それは読者の想像を軽く凌駕しておりますが、別のお話なのでとりあえず置いておいて(;・д・) 一途な主人公と、どこか小悪魔な彼女。クマさんという響きからイメージする可愛さとは一線を画す不器用な格好良さ。 野球の描写も鮮烈に映像が迫ってきますが、最後の彼女を受け止める時の描写が、普通じゃあり得ない事なのに細部までしっかりと描写してあり、スローモーションな映像と主人公の痛みが体をゆっくりと駆けめぐる感覚が伝わりました。 文章力、ストーリー、設定、何をとっても一級品ですが、この作品は対になるもう一つの物語りが存在します。 時間を操る…… 運命を操る…… こんな魅力ある2人のが織りなす、ちょっと不思議な青春恋愛ストーリー。皆さんも是非浸ってみませんか?
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