藤白 圭

冒頭。 彼が彼女を思う気持ちは、幼馴染なのか。 それとも兄弟なのか。 それとも……と、読者は彼が彼女に片思いをしているような、それでいて、温かく見守っている存在のような不思議な感覚に包まれる。 そして読み進めていくうちに明らかになる彼の複雑な心境。 誰よりも彼女を想い、誰よりも彼女を愛しているであろう彼の存在。 とても素敵でした。 オチのどこかクスリとさせるところも好きです。 温かな気持ちになる物語。 おすすめです。
1件・1件

この投稿に対するコメントはありません