僭越ながらレビューさせて頂きます。 桜が咲き誇る季節。政と秋谷の優しさに包まれたお話。 いつの時代だろう? そう思いながら読み進めると、終盤で衝撃が走りました。 幕末で、まさか新選組の山崎とは…… 何かを隠している秋谷の態度を疑問に思っていましたが、これは気付きませんでした。 薬の行商人というのも、成程と納得します。古来より、薬箱に武器や手紙を忍ばせれる薬行商は変装に使われていたらしいですからね。 他にも、幾つもの伏線が張られていて、ミステリー要素も楽しめました。 面白い構成です。 そして、全体の表現が繊細で儚さを感じます。 政の淡い恋心と、秋谷の揺れ動く心。 山崎が秋谷を演じた自分に嫉妬するところなんて、思わず『分かる』と声に出してしまいました。 胸を締め付ける痛みが、こちらまで伝わってきます。 切なく儚い桜の恋心。 叶わぬ想いに舞い散る桜の花びらをイメージしてしまう作品。 面白かったです!
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タッくんさん、こんばんは。 いつも閲覧、スター、レビューありがとうございます! 気付かなかったとの反応に内心ガッツポーズです(`▽´)笑 伏線にも気付いてもらえて、ほっとしました。 お話から切なさを感じ取っていただけてよかったです´` タッくんさんのレビューを拝見すると、いつもとても物語やキャラクターに感情移入しながら読んでくださってるんだな、ということが文章から凄く伝わってきて、いただいたレビューを読んでいる私まで改めて作品に対して愛着が湧いてきます。 本当にありがとうございます。
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その世界に入り込んでしまうのですヽ( ゚∀゚)ノ

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