僭越ながらレビューさせて頂きます。 何処の会社でもいそうな尾崎さん。その人を中心に物語は進んで行きますが、中盤で驚きました。それは、蛇の件。 その後、読み進めても頭を離れず、ラストの社長の変貌を見て、成程ねと声に出していました。 何気ない日常を描きつつも、その中に驚きの描写を入れて心情を読者に伝える……この手法に脱帽です。素晴らしいと感じました。 人間は、周りを下に見る事で安心できる生き物です。 そんな汚い部分も鮮明に伝わるのは、作者様の技量が凄いのでしょう。 面白かったです!
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