かず

あれは大学受験旅行の時だった。 貧乏だった私は、それでも土産を買い込んだ。 無情にも走り去る定期バスを追いかけて追い付かず(当たり前笑)、 帰りの新幹線の時間を気にしながら、息を切らしてバス停に立ち尽くしていた時だった。 背後でシャリシャリと音がした。 なにかと思い、振り返ったら。 体格は覚えていないが毛並みのいい鹿が、土産を入れた紙袋を食い破り、さらに土産本体の包装紙をかじっていた。 鹿の毛並みはよかったが、手触りはゴワゴワ、唾液はネバネバ。 観光シーズン外れの2月、鹿には稀なご馳走に思えたのかもしれない。 夜空様夜空様。 その土産を素知らぬ顔で「ちゃんと受験してきた証明でーす」と高校の職員室に持って行った私のお茶目な記憶を、 ユウさんに分けてあげて下さい。 嘘の記憶でも少しはマシかもしれません(笑)
2件・2件
夜空様夜空様。 願わくばかずさんが日記の続きを書いて下さいますように。 きっと堂々と日記を盗み読んでいるみんなは大歓迎に違いありません。 かじられる土産もなかったので自分が食われましたが、彼らの食欲はなかなかのものです。 凄すぎる嘘記憶をありがとうございます(笑)
1件1件
奈良公園にしろ宮島にしろ、保護されている鹿の傍若無人さは素晴らしい(笑) 広島の宮島では、ガイドの人だったかフェリーの船内案内だったかで、 「ポケットにチケットとか切符とか紙幣とか、紙ものを入れないで下さい」と言っていた(笑) 続き、みんな期待してます\(^o^)/
8件

/1ページ

1件