西 東

絶望から命を絶った自分の過去の記憶を持って目覚める。 しかも自分自身が真っ二つになった記憶すら思い出しながら、何故未来に目覚めているのか自分の半身が機械なのかを思い出せない状況。 ここで残り半分は何処に? の疑問が浮かびましたが答えは直ぐにやってきました。 そこからの怒涛とも言える展開と真実、そして後悔からの行動は、彼女はけして人に絶望しきっていたのではないのだなと気付かせてくれます。 屍で有りながら生きる存在の半身には、もっと早くから結果が分かっていたのかなとも思いました。

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