神山 流衣

レビュー失礼致します。 この作品を読んで泣くまいと必死に堪えました。 私の母も癌でもう長くはありません。 「お母さんもう最期の言葉になるかんしれんよ」 熊本にいる母になんと返事を返したのか覚えておりませんが、私と母の軋轢は埋まることなく邪険に返事を返した気が致します。 作品の中でのお母様はご聡明なお方とのこと、悟っておられたことでしょうから、ねこねこさんへ向けていた笑顔、すいません書いてる途中にやっぱり泣きました。 肉親を失う痛みは計り知れない。桜が咲く度にあなたの胸を締め付けるかもしれません。ですが今の気丈なねこねこさんを存じているだけに、この大切な作品を読めたことに心より感謝致します。 星々の輝きがねこねこさんの行く末を優しく照らしてくださいますように。 神山 拝
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神山様   神山様の素晴らしいレビューを拝見し、私も泣いてしまいました。 順番通りにいくと、どうしても子供はいつか親の最期を目の当たりにする場面に立つのですよね。 本当に、作品をお読みになる方がどんな苦しい事情を抱えているか分かりませんから、読む方の心に不用意に突き刺さる言葉や文章はなるべく書かないよう、泣かせないよう気を付けてはいるのです。 普通はどうやって読者を泣かせようか考えるのかもしれませんが、私自身が感動作品は絶対に読めないので(泣くのが辛いからw)、決定的なシーンはなるべく描写で書いていけたらなと思っています。
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