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星をとどめて無重力
神山 流衣
2017/5/13 1:31
なるほど、なるほど、著者が私にこの作品を自薦された意図をなんとなく把握してきて、腑に落ちました。 文章については言うまでもないでしょう。素人目にも本物です。なんだかこの作品から「甘ったれるな」と叱責をいただけたようです。序盤かたい印象を受けましたが読み進めるとシリアスなストーリーに説得力と重み、そう重厚な作品。 時子への慕情が本物か直史が自問自答するくだり、何やってんだって叫びたくなるぐらいでした。しかしあの躊躇が無ければ直史は殺されていたかもしれない。 時系列の違うストーリーが交差し一つになった時に本当に一気読みして良かったと心から思いました。 さてこの作品で著者が伝えたいことが分からないとのレビューがございますが、気になされないでください。きっと人生経験が浅いお方なんでしょう。 地獄、英雄、他力本願、人間の愛と闇、ボキャブラリーに乏しさに苦笑いして自嘲してしまいますが、このような言葉が次々と浮かんでは感情を支配しています。 読み手を選ぶ作品かもしれませんが文句無しの星5にございます。 集中力の欠如した私が一気読みできた稀有で素晴らしい中編小説です。 神山 拝
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風間幻像
5/13 13:59
レビューありがとうございますッッ! 数回しか表記しなかった塩見の下の名前を呼んで下さるあたり、とても細かく読んで頂けたのが分かります。最終章までお付き合い下さりありがとうございます。星5、光栄です。 いやはや本物にはまだまだの文章ですが、神山様に褒めて頂けるならば、ある程度は書けているということですな!! そして説得力と重みって、書いた者としては到達点的なお言葉です。 叫びたくなると頂けて、そこまで感情移入して下さったことに感謝です。おっしゃる通り、自問自答している場合ではなかったのです。あのしょうもない性格は、時子を主人公として引き立たせるためだったりします。 終盤の種明かし
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