面白い設定としっかり組まれた構成が良くて素直に面白かったなーと思えた作品でした。バランスもいいです。 まずこう書かせていただいたのには理由があって、面白い作品を作る上での基本がしっかりできていると感じたからです。ちゃんとした土台ができてるんですよね。 その上に作者様の技術的なものが乗せられています。例えば、程良いギャグとか。 本作のギャグ要素の描き方も秀逸です。大笑いさせるといったものではなく、鼻がむず痒くなるくらいのヤツ。 それが絆を描いた青春物語に華を添えていて、心地よいストーリーになっていたと思います。 途中から主人公が感じていた妹への想いが自分にも移ってしまった感覚。ビジュアルを思い描けばシュールなのに、そんなことどうでもいいくらい、彼らと彼女の絆に胸打たれます。 素直に面白いと思えた良作です。 是非とも読んでみてほしいですね。 これからも素敵な作品を書き続けてくださいね。

この投稿に対するコメントはありません