不知火 蛍

 なんと心暖まる日常か。桜はお母さんの半分にうんざりしていますが、そのうんざりは幸せがあるからこそのうんざりだなと感じます。  半分と聞くとまず最初に、何かが半分小さくなったり「なんだ、半分か……」みたいながっかり感を僕はイメージしますが、本作の桜の今日の一日は半分だらけでしたが、素敵な半分の集まりでした。  美容院の料金の半額という若干生々しい(笑)半分から始まり、ケイと二人で分け合う半分のアイスキャンディに、半分に割れる星のストラップ。この半分が友情の証とケイは言いましたが、これらには半分以上の素敵なモノが詰まっていますね。  半分だらけの日常に優しさと楽しさが半分ずつ詰まった良い作品でした。  そして最後に一つ言わせていただくと、最近の女子高生はスイカ一玉なんて簡単に平らげてしまうのかと少し恐れを抱きました(笑)女の子恐い(。>д<)
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レビューありがとうございます(^^) 思い付きだったので上手く書けてるか不安でしたが、そう言って頂けて嬉しいです(^_^) スイカは…我が家では半分とか当たり前ですww

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