二瀬幸三郎

二瀬幸三郎です。 拝読させていただきました。 星よりの託宣……天の意思には何らかの運命的意図があるのでしょうけど、アルテナ本人にとっては唯々迷惑……w 一方で、騎士ヴァイスは託宣を真に受け、本気で愛する故の突貫……それがまた、アルテナにとってはひたすら迷惑…… 強引ながらもギリギリのところでアルテナの意思を尊重するヴァイスの愛情、徐々に変化していく彼女の心境、個性的な周囲の面々、嫉妬による攻撃、そして、再び発せられた魔王征伐による別れの予感…… それをアルテナによる一人称で丁寧に書かれており、脱帽しました。 そして、別の視点から見れば、この物語は、「守られる側からの視点による勇者の戦い」を描いているようにも思われます。 人々が安穏と暮らせる裏で見え隠れする[魔物との死闘]、ある意味では軍隊にも匹敵する[勇者一行の持つ力への恐れ]、その事実を知った上で受け入れ、その上で、信じて待つことしかできないアルテナ…… 決して単純なラブコメではない物語に惹き込まれていきました。 こんな物語の書き方もある……改めて、勉強になりました。 楽しく読ませていただきました♪ それでは。
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こんにちは! このたびはレビューまことにありがとうございました。 読み込んでくださっているのが分かり、感謝しかありません…バカなノリのお話ですのに本当にありがとうございます。 託宣は次から短編挟んだあと、最終章に入ります。 よろしければお付き合いくださいませ。 頑張ります!
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