瑠璃川琥珀

冒頭の「クモになる」という設定に度肝を抜かれました。小さくなるや幽霊になる作品は数あれど、クモになるとはいかに? と、続きが気になりました。 ほのぼのとストーリーが展開するのかと思いきや、突然のスリリングな展開。そして張られていた伏線の数々。最後はキュンとしました。面白かったです。 読了後ひとつ気になったことがあって、最後に玲人の測定をして100でした~で終わるのかと思ってたら無かったんで、何故だろうと考えてたんですが。 ああ、これは「機械に頼ってはいけない」というメッセージだったんだな。と自分の浅はかさを思い知らされました。
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