【コメント】

時計回りの時限装置

放課後屋上倶楽部. 本作品ではその名の通り、放課後の屋上に集う学生の面々が繰り広げる日常の謎への推理の応酬が描かれる。ハウダニット（トリック）、ホワイダニット（動機）そして、フーダニット（犯人）。既に子供では無い論理的な研ぎ澄まされた思考力と、未だに大人に成り切れない瑞々しい未熟さが同居し、葛藤している彼らに眩しさを覚える。作中に描かれる青春真っ只中の若者達の苦悩と自分達の殻を破ろうとするその志は、詰まるところ屋上に吹き渡る風の如くどこまでも爽やかだ。個人的には、途中に出てきたカップルの前に現れた集団の謎にしてやられました。

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冨森駿 6/25 22:47

戸未来辰彦様まずは読了ありがとうございます。そしていつもスターを投げて頂きありがとうございます！僕のような者の書き物に素敵なレビューまでいただけ光栄に思います。同じエブリスタのクリエイターさんのレビューは毎度のことながらとても自信になりますし、創作の励みにもなります。これからも、もっともっと精進していきたく思います！

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戸未来辰彦 6/25 22:56

こちらこそ、面白い作品を拝読させて頂きとても勉強になりました。また、立ち寄らせて頂くかも知れませんが、引き続きよろしくお願い致します。戸未来　拝

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