読ませて頂きました。語り出すと長くなりそうです(笑)悩まれたのが節々伝わってくるとても興味深い作品でした。視点の転換があるからこその男女の心情の書き分け、おそらくもっと踏み込んだ描写にすべきか悩まれたのではと推察致します。短編のくくりにあってどこまで世界観を作り込みながら物語を軽快に進めるか、特に本作はそのバランスに苦慮しそうだなと。本来ならシリーズものでやりたい世界観ですよね、この手の展開。また筆者は色んなことを試しながら上達への道を探しておられるなと伝わります。とは申し上げながら垣間見える知識の作品への落とし込み方はやはり流石の一言。世界観に奥行きを出すための手法として、筆者独特の武器であり、真似できません。拝読するたびに新たな気づきと糧を下さる作品に感謝です。また次作読ませて頂きます。
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にしおかナオさん こんにちは。有月です。 過分なお言葉、幾度も読み返させて頂きました。ありがとうございます。 にしおかさんが感じ取ってくださったように、今回はなぜだかとても苦戦しました。 「本屋さん」はこれまでの人生でも時間調整の場として殿堂入りしていて、記憶の中を軽く走査するだけでいくつもの店舗が思い浮かぶはずなのに。 結果として「自分がもし本屋を開くならこんな店にしたい」という趣味的な空間を舞台にすることに。 あと、私、実は女性視点に苦手意識がありまして。朴念仁なもので、女心というものが皆目さっぱり……(笑 自然、店舗はそこそこ描写しつつ、人物達の描写は控えめにしました。お

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