巴世里

夏祭りの盆踊りの輪の中に見つけた金魚の柄の浴衣、 思い出すのは同じ浴衣を来て、同じような仕草で笑っていた、もういない人。 このシーンが絵心を誘ってくるんですよねー( ;∀;) 映像が目の前に迫ってくるようなそんな描写です。 金魚柄の浴衣のお面の女性に『おまえなのか?』と問いかける主人公。 ああ、亡くしたのは奥さんだったのかなぁと思いました。 ずっと、その現実から逃避するように仕事をして来たんでしょう。そんな彼の前に現れた幻想。 『間違いだったか』と我に返るのですが、でも、きっと会いに来てくれたんだと思いたいです。 お盆ですから。 美しい短編をありがとうございました♪
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レビューありがとうございます! 主人公が見えていたものを思い浮かべていただけていたら嬉しいです! きっと、彼は会いに来てくれたとやはり思ったに違いないです。 こちらこそ、お粗末様でした。
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