(有)ユウ

まず、ぐっと胸を締めつけられるような思いでした。 子どもたちの受けている痛みが、表に現れることは多くはありません。 それをすくいあげて下さったことで、私たちは知ることができました。 子どもたちは、どんなに辛い思いをしても、親を庇う。 その親にしても、自分が壊れるほどの経験をしてきてるんですよね。 主人公の人生は過酷です。 淡々と抑えた語り口だけに、かえってそれが浮き彫りになります。 主人公はできる限りのことをして子どもを救いますが、本来なら本当にそれを確かめるすべはなかったでしょう。 最後の数行で、眩いほどに光が射し込むのを感じました。 今この時代を生きていく上で、考えさせられる素敵な物語をありがとうございます!
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素敵なレビューをありがとうございます! 虐待をニュース等で取り上げることは最近増えたように思えますが、それでもやっぱり子どもたちの気持ちを考える人は少ないんですよね。 ちょっとでも虐待を受けた子どもの心について考える機会を提供できていたら嬉しいです! 実は、主人公が男の子の母親と対峙して自分の気持ちを吐露するシーンなのですが、ちょっと納得していないんです。 読み手の視点から、あそこが芝居くさく感じたりしませんでしたか…? あそこだけ周りから浮いているような感じというか…
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主人公が男の子の母親と対峙して自分の気持ちを吐露するシーン、とのことですね。 主人公は、胸の中にずっと抱えていた気持ちを一気に吐き出したんだろうと、違和感はなかったんです。 ただ、実際にこんな場面に遭遇した時に、淀みなく言葉が出てくるかと言ったら、現実的に考えたら難しいかもしれない。 必死な分、言葉を探して途切れたり、言葉が出てこなくて身振り手振りが入ったりすることはあるかもしれませんね。 現実を追求したらスピード感がなくなりそうだし、難しいところではあるんですけどね~。 あ、それとP22の警察へ通報のところが追放になってました、気づいたのはここぐらいだったと思います。
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