狼歩

このお話、更紗さんの作り上げるキャラクターが秀逸です。 アーティストのジンと、バーのマスター歩。この二人の個性がありきのお話だと思います。 ジンの裏表のない性格は、まっすぐに歩に向けられています。 「あんたに恋をする」そう宣言をしたジンは、以来歩一筋です。 一方、どこか冷めた歩ですが、いつしかジンのいない生活は考えられなくなっています。 仄暗い『水槽』という名のバーと、明るいスペインの風景が対比的に読者の頭の中に浮かびます。 BLではあるのですが、この二人にはお互いを求め合う純粋さがあります。 好きだ、一緒にいたい、というシンプルな思考のジンこそが正しいのです。 下品になる手前での、更紗さんの描写は見事です。男がBLを読むと辟易させられるものですが、この作品は大丈夫でした。 大変失礼なことを書きましたが、要は男二人の純愛ラブストーリーです。 二人には幸せになって欲しいと願って止みません。 素敵なお話でした。ありがとうございました。
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狼歩さま。 レビュー有り難うございますm(__)m 書きっぱなし感のあったストーリーに何だかドンピシャのモウコンお題が来たので頑張ってみました。 暖かいお言葉に感謝感謝です(T-T) 今後とも宜しくお願い致しますm(__)m 更紗
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へっぽこなレビューですみません。 楽しませていただきましたよー。 コメントが複数になってすみません。 お気をつけて!
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