(応援)ご無沙汰しております! この度、エブリスタの企画イベント『みんなで作るおすすめ作品特集』で、 よりたくさんの皆様にこの作品をお読み頂きたいと思いまして、再レビューさせて頂きました! 凄いです!物語にグイグイ引き込まれました! とにかく、ストーリー運びが大変秀逸です! これまで金に物を言わせ様々な花々を手に入れてきた男。 彼の目に留まったのは、昼夜問わず美しく咲く世にも珍しい月下美人。 店の主人は、これを栽培できるのは自分の妻だけだと言い、なぜか彼女に会わせてはくれない…。 まず、この謎だらけの導入部! 物凄くゾクゾクしました! 物語を読み進めていくうち… 段々とその様相は、ひたひたと静かに忍び寄る驚きと恐怖へと変貌して行き… そして、最後に待っていたのは! 一転して、一途で真っ直ぐな男女の悲恋の物語!! 『桜の木の下には死体が埋まっている』といった有名なフレーズや『冬虫夏草』など、物言わぬ植物が動物を養分とする事への意味知れぬ不気味さを感じました。(植物が生きるための自然の摂理ではあるのですが) 『ダーク・ファンタジー』『バイオ・ホラー』と様々な要素を含んでいますが、 やはりこの物語は、最終的には『男女の悲しい愛の物語』と呼ぶべきでしょう。 しっかりと安定した文章と月下美人に対する作者様の造詣の深さにより、 物語に更なる深みとリアル感が増してきます! それと! 特筆すべきは、研究の為に娘を実験台にした父親をあの『地獄変』に例える卓越したセンスの良さです! これには、さすがの一言! 大変完成度の高い作品です! ご拝読させて頂き、ありがとうございました!!
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にいださん、こんにちは! わわわ、こんな凄いレビューを頂けるなんて……。゚(゚´Д`゚)゚。 かなり四苦八苦して、締め切り直前にダダダーっと書き上げました。 冒頭とラストだけは揺るがなかったのですが、間のエピソードなどは完全に筆任せな感じです。 最初は恋人止まりだったのを、「夫婦」と言うお題を頂いてから変えて行ったのですが、それが返って良かったみたいです。 「地獄変」も、このストーリーに関連付け出来るかも、と取り入れたのですが、このお陰でスピードアップ出来た感じです。 元々大好きなんです、この作品。 畏れ多くも使わせて頂きました……(芥川先生ごめんなさい) にいださんからの過分なお言

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