【コメント】

オドオドしてると、噛みつくぞ

レビュー失礼致します。本編の完結後、現在は番外編が連載中ですので、レビューは本編での感想とさせて頂きます。主人公の少年は、自身に自信がなく引っ込み思案の、オドオドとした性格をしております。ですが実際にはそのようなことはございません。彼には素晴らしい長所や素敵のいっぱいつまった、耀かしい魅力を備えた少年です。対するもうひとりの彼。コンビニでアルバイトをする少年は、一見すると怖い印象を受ける存在です。けれど彼もまた、とても素敵な男性で、懐にいれた者には優しく、温厚な性格をしております。そして主人公に想いをよせる少年。彼は美しく洗練された、まさに王子と称する存在です。募らせても叶わぬもの。願っても手に入らないもの。十代の多感な彼の心は、狂おしくも光を求め渇望する、まるでオフェーリアに恋患うハムレットのようです。主人公の少年は、犬の散歩を代行します。そこから物語は大きく動きだすのでした。紆余曲折あり主人公が得た幸せとは。彼に齎らされる幸福を与えるのは誰なのか。光と影のようなふたりの王子から、主人公に注がれる愛情と、伸ばされた温かな手を取るのはふたりのうちどちらでしょうか――― 本編を愛読し終わりますと、今度は彼らの"それから"を知ることができます。本編、番外編と併せて、ぜひとも幸せのお裾分けを戴いてみてはいかがでしょうか。とても素敵なお話。この度は、イベントにご参加、ありがとうございました。

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ユニコ 10/31 22:46

あおい千隼様すごく素敵なレビューをありがとうございます。朝見つけてから嬉しくて何度も読み返しました。平凡な主人公、口の悪い相手役、苦手なキラキラした先輩という簡単すぎる設定しかなかった彼らを、こんなに魅力的な人物に捉えていただけて幸せです。迷いながらも最後まで書いてよかった。番外編ももう終わりますが、少しでも心に残る作品になれたらと願っています。最後になりましたが、イベントに参加させていただき、作品にコメント、スターも沢山いただき本当にありがとうございました。拙い文章ながらも、これを励みにこれからも頑張って書いていこうと思います。本当にありがとうございました。

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