みーちゃん

これはもう一言に感服。お見事な作品ですね。 BLという枠組みに入れてしまうには非常に勿体ない気がします。 たろまろさんのお話はどれもすごく引き込まれるのですが、これで大賞取らないわけがないと思えるくらい完璧に素晴らしいです。しかもこのページ数でこんなに物語に起承転結があるなんて、ホントにそのスキル、感動します。 内容はというと、記憶障害とかタイムスリップの話ってよくある話ですが、まず冒頭から主人公が「タイムスリップしてます。未来を変えに来ました。」ってとこからまず意外な展開でした。タイムスリップってそこに重きをおいてしまいがちなので、あまりない切り口ですよね。 そこからどう繋がるものかと自然に引き込まれて読み進めましたが、記憶を繋げられない未来の白崎さんと主人公がこれほど信頼しあって日々を生きていたことがこれまた私には意外でした。(冒頭で笑わなくなったと言っていたので、そこまでお互いを深く想い合っているとは思っていなくて) 最終的に過去の一ノ瀬くんがシロちゃんと交わらなかったのも予想外でしたが、それもなんだか一ノ瀬さんらしいくていいですね。 再会した二人の今後がもう少し見たかったですが、そこで本編が終わって一ノ瀬くんサイドがあるのっていうのがまた憎らしいですね(笑) 死ネタ以外でこんなに読みながら涙が止まらない作品にあんまり出会ったことがないので、とても幸せな気持ちでした。 偉そうに作品講評みないなこと書いてしまってすみません。 まだ読んでないたろまろさんの作品もたくさんあるので、これから少しずつ読んでいきたいと思います。 素敵なお話ありがとうございました。
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みーちゃんさん素敵なレビューをありがとうございます! 「これはもう一言に感服。お見事な作品ですね。 BLという枠組みに入れてしまうには非常に勿体ない気がします。」 う、嬉しい! 感激です! 以前、エブリスタで男女のお話を書いている方が、「八月三日―約束の人―」を読んでくださいました。その時、「BLを読んだことがなくて感想が言えません。すみません」みたいなことを言われたことがあります。 BLジャンルですが、描いているテーマは「人が人を想う気持ち」なんですよね。決して男同士のラブいちゃシーンがメインではない。(というか八月三日自体、ほぼそういうシーンは無い) 白崎さんの気持ち、一ノ瀬さんの気持
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丁寧なレビューへのご感想をお聞かせいただいて有難うございました。 エブリスタ以外ではこうやって感想書いたり、作者さんの考えを伺うことはなかったので、とても興味深いし、嬉しいです。 ありがとうございます。 BLジャンルに関しては人それぞれ捉え方があるんでしょうね。 自分も少し前までは全く読むことのなかったジャンルだったのですが、ハマってそればっかり読み続けちゃうと、男女のラブストーリーってどんなとこで萌えてたっけ?とすっかり腐女子化している私です(笑) でもホントにピュアで素敵な話が多いから、ジャンルの壁なんて忘れちゃいますよね。 いや、たろまろさんの超エロいのとかもめっちゃ好きですけど(笑)
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