読後、あたたかい涙のあふれる作品です。 とても難しい題材に挑戦されました。 高齢化社会の現代、こういったことは多くの家庭で問題になっていることでしょう。 どんなに愛が強くても、介護疲れから実の母や父を殺してしまう……そういう悲しいニュースも絶えません。 そんななかで、生活と介護を、どう両立させていくのか。肉親だからこその悲しみをどう整理したらいいのか。なかなか簡単に解決できることではありません。 だからと言って、邪険にすると、そのかたが亡くなったとき、自分のなかに後悔が残りますからね。 そういうなかで、希望を見失わないこと、ほんとうに大切なもの、大切な瞬間を大事にしてほしいという、強いメッセージを感じました。 “お釈迦様の音”が、とても象徴的でした。
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東堂さん(*^^*) 読んでいただき、レビューまでありがとうございます(〃ω〃) こちらの作品の裏話的なのをエッセイにも書いたのですが、実は私も祖母が認知症なので大変悩みました。いつもいらいらしてしまいました。そしてそうなった自分に落ち込んで……の繰り返しでしたね( ; ; )だけど、見る角度を変えるようにした時にほんの少し楽な気持ちになれた気がしました。ほんの少しですが。 そういう気持ちを込めた作品でしたので、そう言って頂けてすごく嬉しいです。書いて良かったとまた思えました(*^^*)東堂さん、ありがとうございます。表紙も気に入っています\(//∇//)\
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毎日の介護は、ほんとに大変だと思います。きれいごとではすまされないですよね。疲労もたまっていくし、疲労がたまると、それだけでイライラしてきますしね。 家族が忘れていくのも悲しいですが、将来的に自分がそうなるのもねぇ…小説が書けなくなるなら死にたいと思ってるんですが、その気持ちさえ失ってしまうんでしょうね。やるせないです。 まあ、将来的には、もっと進んだ治療法が確立されそうなので、それに期待するとして…現状は、行政などで頼れるところは、とことん頼って、少しでも気持ちを楽にできることが大切ですね。自分一人で何もかも、しょいこまないことが大事っていうか。 表紙、気に入ってもらえてよかったです(
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