さとう作品の共通する点、それは例えば今回のように社会人をメインに動かしているならば、どこかでこんな人たちが生きていてもおかしくないなと感じさせる点である。 世の中には色んな物語があり、オフィスラブものや御曹司キャラとの恋愛などは非現実的なものが多いし、それらのほうが求められているのかなと感じることが多々あるが、彼女の作品に共通する点が私にとっては非常に魅力である。 さて物語について触れよう。 あらすじにも書かれてあるように、御曹司と婚約している大学教授の秘書の物語である。 まずこの組み合わせがオリジナリティを感じて、私なんかは「お!」と注意をひくのだ。 そして、恋愛小説の酸いも甘いもちゃんと詰まっている。 主人公が嬉しい気持ちになれば私も嬉しいし、主人公が悲しい気持ちになれば私も悲しい。といった具合に読者に共感させる力も非常にある。 タイトルが内容と少しばかり乖離している印象を受けるが、あえてなのだろう。 以上、非常にお薦めしたい一作。
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レビューありがとうございます! タイトルはそうですよね。この作品はTLのコンテスト用で書いたのですが、タイトルだけTLっぽくがんばって、中身が追いついていかなかった感じです。なので「あえて」とかでは……ナイです……。なので、中身をちょっと変えて、いつか書き直したいなあと思ってます。 大学教授の秘書の設定は、以前読者さんから「わたしをモデルにして書いてください」とリクエストをいただいて、その方から少しだけ秘書の話を聞きました。秘書の仕事もそうなのですが、設定も理系の大学なのでなおさら未知の世界でした。なので仕事部分はありきたりの感じにしか書けなかった(汗
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こんばんわ! そそ、タイトル、あのコンテストのカラーに沿わせたんだろうなと思いました。そうしてみると、やっぱり作品の良さよりもコンテストにどれだけ合致してるのかっていうのはすごく大きいなと思いました。 個人的にははじめ、担当してる教授と婚約者の三角関係になるのかなーと思っていたので、そうじゃなくって私はある意味ホッとしたんですけど、もしかすると、タイトルきっかけで読みに来た方はそっちのが期待されてるのかなーと思ってたり。 読者からリクエスト!しかも秘書か~、いいなー。 だけど、今回の設定はホントすごくいいなーと思いました。ただ、コンテストで選ばれた作品の傾向を見ると、世間が求めるものってそうな
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