まさりみか

笑うし、わくわくするし、熱いし、主人公に同調して悩むし……とにかく閉じると先が気になって戻ってきてしまうという恐るべき作品でした(笑) 最初はにやにやしながらほう、ほうと読んでたのにどんどん話に取り込まれていって悩みました。 きっとこんな問いに正しい答えなんかない……と思いつつも自分ならと自問し解答を得られないまま展開に期待する。 そして展開が斜め上を行ってくれるんですよね。 枠にはまらないのにきっちり収束の方向にいってくれると信じられる安定感。 多分、それは主人公と周りの人の関係、日常の信頼や笑い、絆をもとに感じられる熱さ所以。 主人公とともに心が痛み、人について考え、友人の温かさにホッとして決意に熱くなる。 展開の壮大さも面白かった。 書き方は若いですが、それを補って余りある勢いと魅力にあふれた作品でした。
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