青木ぬかり

 強く、芯のある男たち……。  本作に登場する兄弟は、掛け値なしに「魅力的」です。  ここまでテンポのよい「ハードボイルド」なアクション作品を読むのは久しぶりでした。  そして本作が描く「兄弟愛」は、現実の世界にも存在する「難しい関係」ですが、本作はそれにひとつの理想的な解を示しています。  シリーズ物の、いわばサイドストーリーですが、本作のみで充分に読者を酔わせてくれます。  必要な予備知識は、「キャル」という兄と「レニー」という弟の物語であるということだけです。  「でも、俺の指示に従えとも言ったんだろ? これが指示さ」   (作中より引用)  不屈の精神を持つ強い兄弟を描いた、スピード感のある世界でした。
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ぬかりんさま レビューをありがとうございます。 この段階のシリーズが目標となる本編に繋がるかどうかは、紹介するエピソードの一人一人の個性をいかに表現できるかということにかかっています。 多くのハンターが一つのグループになっていく過程を描く中で、<その他>という人物を出したくないのです。これはエゴであり、欲なのですが。 この二人を高評価していただいたことに、心から感謝です。 本編に無事辿り着き、見劣りしないものが書けるように頑張りたいと思います。
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 はい~(´ω`)
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