主人公の突飛な行動、周りの反応と、周りに対する怒りとも違うけれど理不尽というか要領よく生きてくのを目の当たりにする憤り感。 わかるよ、わかるわかる。そんなふうに思いながら読ませていただきました。 テーマが「桜の木の下で」なのですが、それをいい意味でちょっとずらしてるところがまたすごいなーと思いました。 選評にもありますが、「主人公の高校生活を振り返っていく丁寧な演出が良いです。何を見せたいかの軸がしっかりしており、ブレずに全てをバランスよく描けています。」 まさにこれだなーと。 そして、短編らしい魅力があり、終わり方も春らしくなにかを感じさせる予感があって、読後いい余韻が残りました。 とっても素敵な作品でした♪
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二条 光さん、レビューありがとうございます! 要領よく生きてる人っていますよね(;^ω^)なんかもう、子供の時から備わってんのかって思うくらい。 主人公の高校時代を振り返る描写、もっと具体的に書いた方が…と悩んだりもしましたが、やはり蛇足にしかならないと思い、取り止めました。やめてよかったです。それこそブレブレになる所でした。 春らしさや読後感など、自分でも意識した点なのでご評価いただけたこと、本当に嬉しく思います。 とても励みになります。ありがとうございました!

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