神楽彩葉

同じストーリーを綴りながら、どれだけ作品がリンクするのか。 慧ちゃんとだから大丈夫かなという気持ちもありながら、やはり見るまでは不安や心配がいっぱいありました。 だけど、お互いに公開してみたら、ほとんど差はありませんでした。 星夜と夏織のふたりが出会って動き出した物語は、一度の別れを経て、また出会った場所で巡り会います。 ふたりの気持ちの描き方は違えど、相手を想う気持ちで溢れていました。 おとなしく控えめな夏織の性格は、詩に描かれる繊細な心の動きや景色の表現の仕方で伝わってきます。 相手を想うからこそ、追いかけることができなかった彼女を誰が責めることができるでしょうか。 それでもなお、相手を想う姿には、純粋さだけでなく、芯の強さを感じることができました。 闇の中で滴る雨と、夏織が人知れず涙を流している姿が重なって見えたところでは、ぎゅっと胸が締めつけられました。 最後、ふたりが再会したところで完結してくれてありがとう。 私は再会の直前で完結しているから、慧ちゃんの作品を読むことで、本当の作品になっているようで、とても嬉しいです。 最初のページと、セリフが重なっているところが、お互いに印象に残った言葉が「天の川」の件だったのだろうなと感じました。 これからは、ふたりで幸せを築いていってほしいですね。 最後になったけど、今回は一緒に参加してくれて、本当にありがとう。 慧ちゃんとだから、この作品が作れたと思う。 事前に答え合わせをしてたのではないかと思えるクオリティになったよね。 クリスマスのときにも、思いがけずタイミングが重なったことがあったけど、そのときと同じような興奮を感じたよ。 今回一緒に話し合って、名前を付けたり、そこからサブテーマができたりと、思わぬところで、詩の世界が広がっていくのも楽しかった。 こんな作り方をすることはめったにないとは思うけど、これはこれで新境地になったよね。 改めて、これからもよろしくお願いします。 そして、本当に本当にありがとう。
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彩葉ちゃん、レビューありがとう。 私は書き終わった直後は、答え合わせまで胃が痛い~ってなったけど、日にちが経つにつれ、「きっと大丈夫」に変わっていったよ。 もちろん少しの不安は残ってたけど。 だからこそ、表現の重なり具合にあれほど興奮したんだと思う。 『ぽたり ぽたり』の表現の意味にも気づいてくれてありがとう。 別れてからずっと、七夕の直前になると涙が止まらないって場面を描きたかったから嬉しい。 それと、「天の川…」もだけど、「朝顔の浴衣…」のほうは、わざと最後の褒め言葉を変えて、時の流れを加味してみました。 あんまり台詞を多用するのはよくないかな、とは思ったけど、これが私の作風だって開き

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