達也

読了しました。 ミステリー要素満載の本作品、ページをめくるワクワクがたまりませんでした。まさに小説の醍醐味が詰まりに詰まった秀作であると断言できます。 僕的には、猫のカンコの使い方に唸りました。あまり書くとネタバレになってしまいますので控えますが、ああいう伏線の張り方もあるんですね。勉強になります。 さてさて最後に、陪審員の一人として、上武氏が選んだ最終選択肢について意見させて頂きます。 世の中的には完全にアウトです。が、しかし、綺麗事という名の衣を脱ぎ捨て、真っ裸になった、本当の人間の姿とは、ああいうものではないでしょうか。 上武氏の選んだ最終選択肢は酷いではなく、ただただ悲しいです。上武氏のような悲しい選択肢に辿り着く者が一人でも減るよう、被害者遺族にもっと寄り添う世の中になるよう祈りながら、このレビューを締めくくりたいと思います。 素晴らしい作品をありがとうございました。
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達也さん! この度は『どうかしている』に素敵なレビューを頂きありがとうございます! 内容的には賛否両論あるとは思うのですが、自身唯一ミステリーホラーとしては気に入っている作品です。 それをお褒め頂けて、とっても喜んでおります。 特に、カンコについてレビューで書て頂けることはほとんどなかったので凄く嬉しいです。 作者の意図を全て読み取って、レビューにして頂き本当にありがとうございました。 これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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