乙骨英世

見た目は怖いお化けで孤独なのに、とても優しいさんげぼんに感動致しました。 人はみんな、何かの見えない力に守られている、とはよく言われますが、見えない守ってくれる存在の命懸けの本気が伝わってくるほどに、感慨深さが増してゆき、最初から最後まで心揺さぶられる、とても温かい傑作だと思いました。 童話として、孤独を感じている子供の一生の支えになるかもしれないような作品だと思いますし、また、普段はあまりカッコ良くは見えない親の見えない力に守られていることに、子供たちが気がついてゆくきっかけになるような、そんなとても深い意義が感じられる名作だと思います。
2件

この投稿に対するコメントはありません