天川夏織

文学性がある文章だと思います。 情景は思い浮かべやすく、女の子と先生のやりとりでも深く心理が描かれていますね。 ただ、この小説を読み取るにはかなりの読解力がにいと難しいのでは、と思います。 言葉遣い自体は、平易な表現にとどめてあり、読みやすいのですが、ストーリーの背景があまりにも説明不足に感じます。 解釈は読み手に任せられているのかも知れませんが 、女の子の心理も先生の心理もいまひとつぼやっーとしている印象です。 おと、文中の心境を描いた部分は女の子のほうの心境だと思いますが、かなりコロコロ動きすぎのような気がします。 父の死が小説内で重要なポイントになるならば、そのエピソードにもう少しスポットを当てる必要があります。ただ、そのことそのものよりその後の女の子の気持ちに力点を置きたいなら、今の感じでもよいと思います。
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レビューありがとうございます! そうですね。あまり心情を書ききれていませんね。視点がコロコロ切り替わるのが悪い点かな、と私自身も感じておりましたが、父の死について深く書く、というのは考えていませんでした。参考させていただきます。

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