熊野菜名

読了しました! 読み始めは、一体この話はどうオチがつくんだろうと気になってはいましたが……。 うーん、ぺコメの繰り返しにはなってしまいますが、あの最後、私は好きです。 この作品で面白いなと思うのは、主人公のショーケンがあまり思慮深い人ではないというところ。(失礼なこと言ってごめんよ、ショーケン!) 主人公の胸の内や考えを文章で事細かく描写するのではなく、彼が感じたこと、見たものを視覚的に表現されています。それもとてもていねいに。 中町さんの鰹節の例えや、あっちゃんのから揚げもそうですが、ものや風景や出来事に人の気持ちが垣間見える作風。 いかにも、写真が好きだったショーケンらしい作風だと感じます。 ある程度、読者にも考える楽しみを持たせてくれます。 私は東京に住んでいますが、ショーケン近くにいるのかなあ、とか何して生きてんのかなあ、とか好き勝手に想像して楽しんでいます♪ 彼のことですから、きっとたくましく時にはしょげつつも暮らしているのでしょうね。 素敵な物語をありがとうございました!
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レビュー、ありがとうございます!!! さて、彼はどこに行くのでしょうか!?
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