みにとまと

ネタバレあり 私は今まで、こんなに感動し、泣いた物語を読んだことがありませんでした。スマホの画面を見ながら涙を流す姿を母に見られて恥ずかしかったです(笑)。 「差別や虐待を無くす。」 これは、みんなが簡単にできることのはずなのに、なかなかみんなが出来ていないこと。それに心を痛め、救いたいと思う主人公の姿は、感動以外言葉が見つかりません。人間に必ずと言っていいほど付き纏う負の感情。魔物の生まれる原因が、そんなものだったなんて、という驚きと納得、そして悲しさで、読めば読むほど胸が痛くなりました。小説に、こんなにものめり込んでしまったのは、生まれて初めてでした。 もともと小説というのは、何かテーマを持って書いていくものだという認識がありましたが、この物語を読んで、改めて小説の大切さというか、重要性を認識させられました。今後、自分の人生の生き方を学んだ気がします。子供が小生意気なことを。と思われてしまったかも知れません。失礼しました。最後に、こんな素晴らしい作品に手合せて下さった曖華さま。尊敬してます。これからも応援してます!
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