眞帆

 何だかとても大きなものに飲み込まれたような気分です。  ギャグ風味がありつつシリアスなところもあり……最終的には深く考えさせられています。学生の方、社会人になった方、親になった方……どんな立場の方が読んでも強く心に残ることでしょう。  こちらの作品も読み進める手が止まらず、ページ数や文字数など忘れて一気に読み進めてしまうこと間違いなし。連載中、私はあっという間に読んでしまい更新が待ち遠しくて堪らなくなりました。完結した『かれん』を読めたことをとても幸せに思います。また最初から読み直したくなりました。  私は『かれん』からぬかり先生の作品を読み始めましたが、更新を待つ間に先生の他の作品を読みました。私としてはぜひ『Hybrid-Brain』から読むことをおすすめ致します。そうすると更に本作の世界観が壮大に広がっていきますので。  毎回ぬかり先生の作品には考えさせられます。世の中のこと、何もかもを。  バカではいられない、学ばなくては、そう思います。  私は『かれん』という小説に出会えて良かった。
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