自分の生きている世界が耐えられなくて、五百年後の世界に希望を託した主人公。 その時がやってきた時に、世界は自分の想像とは違っていた。 そこで会うことができた少女と二人だけ。 一見「その時」を諦めたかのように見えますが、絶望の中で生きる主人公の内面と行動に、「幸せ」と「生」を渇望する強い気持ちを感じました。 そして最後には自分だけのためでなく、「彼女」と共に生きる幸せな未来を夢見て希望を託す。 最後の場面では躍動感と「とける」が見事に描写されていて、自分も同じ感覚を味わっているかのようでした。 彼らが次に目覚めた時に、しあわせがあるように願わずにはいられません。 素敵なお話でした。
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イノウエさん、こんばんは……! またも素晴らしすぎるレビューをありがとうございます……!大切な宝物が増えていく……!本当に本当に嬉しいです(T^T) そして、表現したかった部分を的確に読み取って下さり嬉しいです!毎度読み取って下さるので、驚きながら感激しております……! まさに仰って下さっていた通りで(諦めや仕方なさと、幸福に生きたいと願う気持ちと言う、)相対する感情を持ちながらも、それが段々変わっていくさまを書きたかったんです……だから、そこに触れて下さったことが本当に嬉しくて……ありがとうございます! そして、最後のシーンについても書いて下さりありがとうございます! “とける”と言う
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有箱さんの作品好きです~~。 じんわりと伝わってくる優しさや切なさ。余計な説明はなくても伝わってくる作者の思い。本当にお手本にしたいです。 ステキな作品ありがとうございます!
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