ゲート

まず惹かれたのが章タイトルです。 「ストーカー椿~」これだけよし!読んでみようという気持ちになりました。 コレはベトナム行きの飛行機で偶然隣同士なった2人がお互いにとってかけがえのない本当の恋人になるまでのラブストーリーです。 まずこの2人本当に面倒くさいです。思い込みが激しく自分の気持ちを素直に打ち明けない、悲観的で恋愛については初心者のような感じを受けました。 特に庸介さん、椿さんはまあ仕方ないにしても34歳にもなってあの余裕のなさは読みながらつい突っ込んでしまう程で、もしかしたら椿さんさんが実質的な初恋じゃないかと感じました。 大人になってからの初恋て変にプライドとか知識とかある分真っ直ぐにぶつかっていけないのかなと思いました。まあ育った環境が特殊だったのも原因でしょうけどね 椿さんは仕方ない面はありますね。まあでももう少し抱え込むのではなく素直に話して欲しかったですけどね。 それにしても2人とも学習能力がなさすぎです。2人がもっと相手を信頼して話し合えば拗らせずに解決できた事もあった筈というかほとんどだった筈です。ただ最後の重大な場面では椿さんがまた暴走仕掛けましたけど庸介さんが受け止めてあげられた事が良かったです。 2人ともホントにいっぱい悩んですれ違って時にはから回ってそしてお互いに傷つけあって、でもやっぱり大切なものに気付いて成長できた事その姿を見せてくれた時胸がいっぱいになりました。 途中モヤモヤした面はありましたけど最後には読んで良かったと思えるいい恋物語でした。
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ゲートさん。 とてもたくさん本を読んでいらっしゃるのですね。 プロフィール読ませていただきました。 たくさんの本を読んでいらっしゃるゲートさんに、このようなレビューをいただけて胸がいっぱいです。 ありがとうございます。 庸介にとっても初恋は、その通りです。 たくさんの女性と遊び、付き合うようなこともあったものの、ここまで心を奪われ砕き悩み、無償の愛を捧げたいと思ったのは椿が初めてだったのです。 それにしても、学習能力が低い二人というのもその通りで……。臆病なんですよね、そして互いに相手を考えすぎる。その考えがまたよろしくなく。 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 よろしけれ
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