解決が楽しみです
修羅場の男女のやりとりが生々しいです。不貞をなじり、絞殺しようとする夫から救ってくれたのは逢引き相手。そして物語は月影太一の場面へ。緊迫感あふれる雰囲気から、弛緩した日常へ一転する、緩急のつけ方が上手いです。みかるの電話は衝撃的な内容なのに、コミカルテイストで包んでいる。浮気現場の写真は伏線だったとわかります。読者が冒頭で知った事実と、明るみに出た状況の乖離はどう埋められるのか。解決が楽しみです。
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