二瀬幸三郎

双子の冒険譚と家族の愛……
二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 結ばれた阿梨、勇駿の間に生まれた双子の兄妹、勇利と梨華…… そんな一家が仕切る水軍が受けた依頼は、[花嫁の護衛]…… そんな目出度い話も[国と国の婚姻]となれば付いてくるのは陰謀…… そんな中、寄港地で船を抜け出した双子に忍び寄る魔の手が!? ひとつの物語の中で、家族愛や夫婦愛、姫君のささやかな自由への憧れと想い、陰謀劇に迫力ある活劇、そして最後の……様々なシーンが展開される、まさに[冒険譚]と呼べる作品です♪ 登場人物も、水軍の長、母、妻としての阿梨、それを公私ともに支える夫である勇駿はもとより、その双子、やんちゃで男勝りの梨華と、知恵と知識を持つものの妹に振り回され気味な兄の勇利、結婚に異存はないけれども一時の自由に憧れるアディーナ姫、そして陰謀に荷担しながらも、何処か爽やかさも持つ悪漢ケインとラルフなど、個性ある人々が物語を盛り上げております。 そして描かれる風景、船上での生活、港町の情景も魅力的に描かれ、こちらも物語に丁寧な[世界観]を創り上げており、好感が持てます♪ 本作品を持って、氏がエブリスタに於ける活動を終了してしまうのは残念ですが、次の活躍が余所の場所でも、今後とも応援していきたく思います♪
1件・1件
二瀬さん とっても素敵なレビューをありがとうございます! 港町フローレスのモデルはかの海の都ベネチア。昨年の5月、日本中を大混乱に陥れた未曽有の10連休に「取材」と称して北イタリアに行ってきました。 イタリア行くのにポーランド航空というビンボー旅行で、帰りは乗り継ぎ便が遅れ、ワルシャワ空港を全力ダッシュする羽目になったのも、今ではいい思い出です(笑) 二瀬さんには大変お世話になり、ありがとうございました。 そしてよその場所に移行しても応援してくださるというお言葉、感激です!! アカウントはそのままにしておきますので、「モミジブライ」の新作が開始された時は、ぜひメンションでお知らせください
1件

/1ページ

1件