ポラード

孤独の旅路
孤独の旅路に果てはない。 行き先なんて運任せのようなものさ。 俺は自由なのだから。 何かを求めている訳ではない。 人生を謳歌したい。 それだけかもな。 一度きりの人生だぜ! 背景に『Born To Be Wild/ステッペン ウルフ』(←これを見て、俺の作品への突っ込みは勘弁して下さい。(笑))が流れてきそうなシーンから物語は始まり、過去を想い出し、過去とと向き合う主人公の心の動きが、旅愁感を漂わせる。 特に目的なんてなかった筈なのに……。 時間の流れは、時に奇跡的な出会いを演出する。 冬の寒さに凍えながらも、二人内に秘めていた想いの熱さに、凍結していた心は、微かな雪解けを始める。 封印しきれなかった過去は、長い年月をおいて再会した事により、お互いの素直な気持ちを引き出しながらも、其々の人生と言う回答を導き出す。 もし、もう一度、奇跡が許されるのであれば、数年後で構わないから、二人の再会を、望んで止まない。 新春初コメントとなりました。 それでは、楽しいお正月をお過ごしください。
1件・1件
Oh…easy rider… 『彼らはアメリカ(自由)を見つけに旅に出た。しかし、そんなものはどこにもなかった。』 『アメリカという国は、子供から老人まで「自由」「自由」と口にする。しかし、本当に自由に生きる人間を見るのは怖いんだ。』 あまりにも有名なキャッチコピー・名言ですが、ポラードさんの感想読んでて、あぁ成る程と私自身腑に落ちました。 というのも、私自身特に考えることなく高神と朱里のラストシーンを書いてしまったのですが (おい) 高神はborn to be wild。野性こそ天性なんて歌ってそうな自由人ですが、朱里を前にして悪い言い方をすれば有り体だけ良くして逃げ出す様な決断をし
1件

/1ページ

1件