人間の、人生の尊厳について
ネタバレ注意です 若くてキレイなヘルパーさんに、ちょっとスケベな認知症のおじいちゃん。 ヘルパーさんは、優しいけれど、わかっていませんでした。今はボケてしまっても、おじいちゃんは、ずっと頑張って生きてきたことを。スケベなことするのもいけないのですが。 高次機能障害の人を、まるで子どものように扱うヘルパーさんや、心理士さん、幼稚園のようにお遊戯やお歌、悲しいです。 高次機能の検査として、「くまさんがドングリを持って買い物に出かけました」という問題がありました。まるで幼稚園児扱い。その患者さんがそれまで懸命に歩んで来た人生の尊厳はどこへ?ボケてしまったらそれは消えて無くなるとでも?そうではないはずです。 家族は元気な頃のその人を知っています。だから、そんな扱いをされたら悲しみます。 このヘルパーさんは、最後に気づいてくれました。でも、もっと早く気づいていれば? スケベなバトルもボケアンドツッコミで楽しめたかも?スケベなおじいちゃんに尊厳を見出すのは、確かに難しい? 明るい文章ですが、作者さんが書かれているようにコメディではなく、とても大切なテーマです。自分や大切な家族にも、いつかくる運命かもしれないのですから。
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たやすさん、いつもありがとうございます😊 早速、ご感想を書いて頂きまして嬉しいです 認知症が進むと隣に大好きな人がいても、一生懸命プリンを食べて興味を示さない そんな経験を私もしましてこんな作品になりました ま、本当に切ないものです たやすさんが仰る通りいつ自分にも大切な人にも起きるかわからないのですよね ありがとうございました
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あだ名を付けて呼ぶのも、親しみか蔑称かは、ヘルパーさんの気持ち次第、ラストに救われるいい作品でした。レビュー、長すぎでしたね。すみません。死ぬまで「しらふ」でいれたらと思います。
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