あーる

美しく澄んだ描写力に世界観が際立つお話です。
ネタバレを含みますので、本文はコメントへ添付します↓
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あの時胸に宿ったのは、恋という名の蛍。 儚げで温度はなくともチリチリ心を焼く光。 いつも気持ちを胸に閉じ込め、自分を言い含めてしまう主人公の志岐君。演劇を、それに関わる人たちを通して、ゆっくりと成長していく…… 彼の胸に住まう蛍が放たれ自由に舞い、夜空に点る光りとなる……そんな画が浮かぶお話でした。 美しい言葉で紡がれる物語は静かに澄んでいて、思わず感化された冒頭となりました(笑) 役者というのは否が応でも自分を見つめなければならない……幼い頃から貪欲に求めることを知らない志岐君は、この道を選んだことで強く大きく成長したと感じられました。 志岐君が恋心を抱いたふたりの人。でもどちらへの想
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あーるさん、ご無沙汰しています! そして、この度はお忙しい中、 待望のレビューをお寄せくださってありがとうございます(≧▽≦)♪ この連載が終わったひと月前には 予想だにしなかった落ち着かない日々の中で、 忘れずにご厚情をいただけることがどんなに嬉しいか……( ;∀;) いただいたお言葉を何度も何度も読み返しながら、 改めてかけがえのないご縁の素晴らしさを実感した次第です。 あーるさんが言及してくださった通り、 本作は志岐というひとりの青年の成長譚です。 とは言え、この主人公、 もともとは自己表現の塊とも言える演劇の世界には もっとも不向きな人物だったんですよね(;´∀`) 内気で消極的、ど
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