なぎの みや

未知の世界に馳せる想い
主人公の玉菜ちゃんは、少しばかり物思いに耽る事が多い女の子。 でも決してマイペースという訳ではなく、むしろ同年代の子達より周りがしっかり見えており、どこか達観しているようにも本文中からは見受けられました。 恐らく、彼女の両親の影響が大きいのだと思います。 「娘」が出来て、お互いの呼び方は変わっても、その心は「親」ではなく「夢見る若者」の玉菜ちゃんのご両親。そのいつまでも攻め続ける姿勢は彼女に小さな憧れと、自立せざるを得ない諦めの様な感情を与えたのかも知れません。実際、両親は娘を置いて飛び立ちます。娘である彼女が今、一番恐れている「自分の居ない、知らない世界」へと。 ですが、玉菜ちゃんは悲観しません。 両親の勧めの元、おばあちゃんの家に帰省してのんびり夏を過ごします。 この、玉菜ちゃんが小さな事に少しずつ気付いていき、1歩ずつ成長していく様が本作の醍醐味ではないかと個人的には思います。 大きな展開はありませんが、少女が両親や祖母の過去に触れることによって自身の存在意義を見つめ直し、前へと踏み出していく。そんなひたむきな姿を思い浮かばされたが故に、本作を読んだ読者さん達は深く感動したのではないでしょうか。 玉菜ちゃんのこれからの成長を、またこっそり覗いてみたいですね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
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なぎちゃ~ん。こんばんは😃🌃 感想レビューを書いてくれてありがとう(*^^*) こんなに丁寧に書いてもらえるなんて嬉しすぎるよ(*^^*) この作品はわたしが幼い頃死に対して感じた恐怖を思い出して書いた作品なの。ある日突然怖くなって……。 わたしは子供もいないのでよく分からない部分もあるけれど、玉菜の両親の夢を諦めない気持ちは大人になったわたしがいつまでも大人になりきれなくて、憧れや希望を追い求めているので両親の方に近いかも(^w^) しっかりしてない両親の元で育った玉菜がおばあちゃんや懐かしい場所でゆっくりすることで何かを見つけられたいいなと思って書いた作品です🌠 なぎちゃんに素敵な
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