【神様が指を五本くれた理由】
女子高生のツカサの手には指が5本ついている。 それは当たり前のようだけれど、ツカサは神様が5本の指をくれた理由を求めている。 4本でもいいのに、と思ってしまうほど…。 そして隣の幼馴染、雪くん。 なんでも飽きっぽいのに、たったひとつ、(もしかしたらふたつ?)飽きずに大切にしていることがある。 高校生と言えば、将来はもうただの「夢」じゃない。 三歩進めばもう、将来は現実だ。 もう少し幼ければ、無邪気に夢を見ていられる。 もう少し堅実な職業だったら迷わない。 もう少し自信があれば、努力できる。 だけど神様は、いつだって夢の手前に関門を作っている。 君と私の感じているものは、見ているものは、きっと違う。 そのクオリアは君だけのもの。私だけのもの。 5本の指がある理由にきっと勇気をもらえます。 子供と大人の境界に立っているあなたなら、間違いなく。 なぜならすっかり大人になって、 音楽も奏でられず、ピンボケの写真しか撮れない私でも、 ちゃっかり胸のどこかを押されてしまったのですから…。 妄想コンテスト・大賞受賞作品です! 
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一花さん〜。゚(゚´Д`゚)゚。 なんという、なんという、素晴らしすぎる感想…もう何も言うことはありません。 まさに、その言葉通り。 二人の夢見る未来、掴めない理由、分かり合えないもどかしさを、吐き出すように叫ぶけれど、中途半端な覚悟では決して動かすことができない心。 それをしっかりと読み込んでくれていて、感謝しかありません。 本当にありがとうございます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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Nilさんヾ(≧∇≦) 素晴らしいのは、Nilさんの物語です~(*^^*) 拙いレビューですけれども、心を込めて書きました。 喜んでいただけて、私も嬉しいです(*´ー`*) 未来に手を伸ばす勇気をもらえる、素敵な物語でした(〃ω〃)
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