吉田安寿

ネットの『気軽さ』について考えさせられました(ネタバレします)
今日のネット社会について身近なところから切り込んだ作品です。美愛さんの目の付け所は本当に鋭く絶妙で毎回感服いたしております。 ネットは誰でも使えますし、交流する人と直接会うわけではないから、美咲さんのように別人を装うことだってできます。実際にはやったことはなくても、「年齢をサバよんじゃおうかな」とか「性別不明にしてミステリアスな存在にしておこう」「リア充を装ってステキな自分を演出しよう」等々、ちょっとした偽りを考えたことがある人は多いのではないでしょうか。美咲さんも本当に些細なことでしたから、それがあんなことになってしまうのか……と、怖くなりました。でも現実にあり得ることですもんね💦 ネットは仮想的な空間ですから、本当の自分と理想の自分が交錯する曖昧模糊な場でもあるのかもしれません。それだけに美咲さんは『些細な嘘』をすぐに打ち明けらることができなかったのではないでしょうか。 閲覧する人、書き込む人、流布する人。ついつい『ネットは公共の場である』ということを失念してしまうことが多く、この作品を通してネットリテラシーについて改めて考えさせられました。折しもSNSの誹謗中傷を苦にした痛ましい出来事がありましたが、誰もが直情的に書き込む前にスマホやPCの向こう側にいる人の存在を慮り、涼君のように倫理観と責任感を忘れずにネットと付き合っていきたいな、と思います。 お疲れさまでした。
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安寿ちゃん。 素敵なレビューありがとうございました! 涼と対等に交流出来る関係になりたいと思い軽い気持ちでついた嘘が、取り返しのつかない事態になっていく。 この設定を思いついた時、ありえるかもしれないと夢中で書き始めました。 私も、ネットで、楽しかった事、嫌な気持ちになった事、色々経験しながら勉強していった気がします。 美咲も、この経験を通して成長し、これからはもっと慎重にネットと付き合っていくと思います。 安寿ちゃんのレビューを読んで、私ももっとネットリテラシーについて考えなければと思いました。 実はプロットをきちんと書かずに投稿を始めたので無事に完結出来てホッとしています。
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お姉さま、ご丁寧にありがとうございます💓😆💓 本当にいろいろと考えさせられ、気付かされた作品でした✨ 身近にあるものですから、リアルな怖さを感じました。 新作のほうもチェックしてくださってありがとうございます! (小声) 実は今回も完全見切り発車で始めております💦 ボンヤリとは決まってるんですが、細かいところはまだ……😅 少しずつ頑張りまーす。
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