福川永介

人は星になる
『死』をテーマに、最後まで淡々と語られる物語。ひんやり、というよりは荒涼勘に近い静けさがただよっていた。 だが、その中に祖母の温かみが点在して、息つまることなく読みきれた。 父親の離婚届けのところは本当に切なかった。あやうく涙腺がおっぴろげになりそうだった。 星を見上げた時に、人は大切な人を想い、無言のメッセージを送り合っているのかもしれない。 胸に残る作者でした。 福川
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福川様 レビューをありがとうございます。 そんなふうに感じ取っていただき、作者冥利に尽きます。 福子
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