honolulu

可愛くて悲しくて爽やかで、最後のシーンが心に留まる
彩月作品の中には意外性が含まれていて、 この短いお話の中で良くここまで転がせられるといつも感心しています。 陰キャラ、という悲しい言葉から始まって、 思いはアイスに乗せられ、 淡い期待はランドセルの中に押し込まれ、 そして、 突然の事故での唐突な終わりと、 細工されたアイスの棒に、 暖かで美しい気持ちが隠されました。 全てが彩りの加味された世界の中に完結され、 そして最後にシュワッとした後味を残します。 美しく、爽やかな突風のようにお話が空に駆け上がり、 読者はこの結末をしっとりと優しく噛みしめました。 素敵なお話ありがとうございました。
2件・1件
honoluluさん、ステキなレビューをありがとうございます(^ ^) 私の文章よりhonoluluさんのレビューの方が表現力がすごい!と、自作にいただいた感想ながら言葉選びの美しさに「ほう…っ」となってしまいました(〃ω〃) こんなに言葉を尽くして褒めていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます!

/1ページ

1件