さくらこ

タイトルもラストも…
読了後、ラストに度肝を抜かれ、このタイトルの秀逸さに鳥肌が立ちました。 空蝉の現身という意味を最初に記載されていましたが、抜け殻という意味がどうしてもつきまとうように思える展開もたまらなくドキドキしました。 恋愛要素が多めなのはこういう場だからかな、と思いつつ、出版社がからまないからこそのフィクションぶりに携帯小説の醍醐味を見たように思います。 近い年齢の息子がおりますせいか、さて息子がこんな局面でこう立ち回れるか??など少々親目線でも読ませていただきました。 非公開になるというのは、とても残念です。 繰り返し読みたい素晴らしい作品でした。 また、新作期待しています。
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NoNameさま この度は作品を読んでいただいただけではなくこんな素敵なレビューまでいただいてありがとうございます!😭✨ 「うつせみ」という言葉はとても不思議ですよね。 「この世の中で生きている人」という「生」の意味を持ちながら 「ぬけがら」という「死」の意味も持っている。 そして夏の季語でもあるせいからか、儚い印象が強いですよね。 うつせみを「この世の中で生きている人」と捉えるか 「ぬけがら」と捉えるかで最後の解釈は変わりそうですよね。 答えはみなさまの心の中に……✨ 再公開や続編があれば、また読んでいただけたらな、と思います。 素敵なレビュー、ありがとうございました!
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ご丁寧な返信ありがとうございます。 作者様からとは、びっくりしました。 源氏物語で空蝉は脱ぎ捨てた衣に人妻の矜持を示す意味合いで描かれました。 倉木に羽化させられる前の法子を想う人としての矜持。 そんな所も私の中では符合していました。 羽化し羽ばたけるようになった=飛行機に乗る とか。 解釈が分かれるような表現大好きです。 文で読ませる小説だからこその 映像化不可なお話、素晴らしかったです。
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