潜水艦7号

仕事に誇りを持つ人々に敬意を。
都心や市街地、または住宅密集地に住んでいると大自然の素晴らしさに身を置く事への憧憬が生まれるものです。 しかしながら、そうした想いを口にした時に現地に住む人達はこういいます。「それは現実を知らないからだ」と。それは『不便』というものとの引換えであると。 そうした文明から離れた地に住む人達にとって最もリスキーなのは「医者が遠い」事です。特に大怪我や急病の患者にとって離島などに住む事は命に直結する大問題なのです。 そうした時、我々の社会にはそれらの困っている人達に手を差し伸べるシステムが存在します。ですが、そうしたシステムを有効に機能させているのはやはり人間なんですよね。 誰かが危険を顧みずに手を差し伸べるからこそ、そこに助かる命があります。我々は生活の何処かで彼らのバックアップによって支えられているのです。 例え他人から何と言われようが、それを誇りとする人達に、心からのエールと敬意を贈りたい。 本作は、そんな気持ちを沸き立たせてくれる作品だと思います。
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潜水艦7号さん! いつもながらの素晴らしいレビュー! 本当にありがとうございます。 少しでも『誇り』の想いを感じて頂けたとしたら、 とても嬉しいです。 今後とも宜しくお願いします。 みぐ🐧
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