リコピン

切ない系ですね。
なんだか、自分の中に落とし込むのに時間がかかってしまいました。 「こころ」もなかなかもや〜っとする話でいくらでも憶測ができるお話ですが、こちらも一度読んでも あれ?と何か引っかかってまた戻ったり。 勝手な私の感想ですが、私としては友子が先生の様に見えました。 かと言って秀和が静かと言うとん〜てなるけど。 なんか、こう手に入らないものの一番大切なものというか、手に入れたいものを取り上げる事で相手を自分のものにするような。 Kをどこか憐れむことて安心し、Kの認めた女性を手にすることで自分の幸福を測ろうとした先生(勝手な解釈ですよ!) 大切なものを自分に向かせ、取り上げることで我がものにしようとした友子(こっちも勝手な解釈ですよ!)利用されたね秀和!悲しいね友子!的な? だから英一の存在は許せなかったのかな?私じゃダメだったの?なんてね! 恋は罪悪·····んー難しい。 変に執着するとろくなとこ無いなっとこは分かったかな。 善行の誤ちは何だったんだろう? 伝えなかったことか?三人になったことか? まだまだ悩めそうです(笑) でも、最後に少し救いがあったので私は良い事だけ想像して天国の秀和パパと1杯やりたい気分ですね(まだそっちに行く予定は無いけど!)。 何ともこの短い中に悩ませるものが多く読み応えのあるお話でした。やられたぜ!
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★リコピン様★ このたびは素敵な感想を頂きましてありがとうございます! 読みながら腑に落ちるところがたくさんあり、なるほどと膝を打つ思いでした。 大切なものを自分に向かせ、取り上げることで我がものにしようとした友子――好きな人の好きなものに執着する自分、人を好きと思うその気持ちの中に何か後ろ暗い思いが隠されていないか、執着や嫉妬や依存がないか……けれど、この感情自体が「恋」なのではないか――。そんな無間地獄のような罪悪をそれぞれ違う形で持っていたのが「こころ」だったのではと個人的には思っています。リコピンさんのやられたぜ!がとっても嬉しかったです。ありがとうございます( *・ω・)*_ _))
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