うましか

最初に爆破をしかけて、後で整理するタイプのお話
奉行コンの参加ありがとうございます。 主催者とか審査員とかやってるプリン奉行でございます。 冒頭でいきなり姫様攫われて××されるシーンから衝撃でありましたが、そういう予想外を読んでいく事にこそ、作品を読み進めていく楽しみがあると思います。多分ですがこれは書き手ならではの意見かと思いますが、一応参考にしてやって下さい。 刺さるべきに刺されば、それは面白いであり正義なのです。 …男性視点になりますが、注目したのはレギアスの二面性でした。最初にレティシアを理不尽に奪い、これでもかと愛をぶつけた彼ですが、実は繊細な面とそれを裏打ちする経歴があったりと、登場人物に魅力を持たせる工夫がしっかり為されていたので好感が持てました。 最初の話(レティシア誘拐)で、「とんでもない話だ!」と思わせときながら、実際はレティシアが彼を好きになってしまう、レギアスもやっておきながらしっかりした1人であると分かっていく。"取り繕い"の多い2人だからこそ、自然と惹かれ合っていく面もあるのでしょうか? ファンタジーでありながらも、そういうヒューマンドラマ的な側面も…。いや、戦いの最中なのだからでしょうね。やばく見えて実際はしっかりと作られたという、ギャップに驚かされた奉行です。
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