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サクラノチリユク <旧作>
ヤツルギ
2021/3/30 18:00
感謝
正直レビューを書くか書かないかかなり迷いました。しかしこの感動と感謝を作者様に伝えたいと思い、拙い文章で感想を書かせていただきます。あまり人様の目にも触れたくないのでネタバレありと設定させていただきました。 私は一月ほど前に部活の友人を事故で亡くしました。あの日からそのことを考えなかった日はありません。最後に交わした言葉、場面を何度も思い出しては泣いてしまいます。だから幸平の気持ちが痛いほどよくわかります。彼が優花さんの日記を見ることをはじめは恐れていたという描写は私も事故の風景を想像するのが怖いので幸平にすっかり感情移入して最後のページまで読み進めました。 この物語で一番感動した点は決してハッピーエンドというわけではないのに読者に希望を与えてくれるところです。命日を『天国へ行った日』と表すことで私自身とても救われました。 今日も午前中、部活に行ってきました。友人がいない部活にも慣れてきました。行く途中、桜が散っていてとても美しかったです。そんな日にこの小説に出会えたのも何かの縁かと思い感想を書かせていただきました。 ここまで私事で重い話を書いて申し訳ありません。 最後になりますが、絶望を希望に変えてくれる優しい小説をありがとうございました。
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星野 未来
3/30 18:38
ヤツルギさん、読んで頂けてどうもありがとうございます。 ヤツルギさんのレビューを読んでとても励みになりました。(*´◡`*) 友人の方を事故で亡くされたとのことで、とても辛い日々だったと思います。 私も先日、大好きだった祖父が亡くなったので、親しければ親しいほど、近ければ近いほど、悲しみはとても大きくなると実感しました。 それだけに、お気持ち痛いほどに分かります。 それでも、友人の方のいない部活にも慣れてきたとのことで、前をしっかり向いて歩き始めたヤツルギさんをすごいなと思いました。 天国への階段を先に上っていったその友人の方の分まで、部活に打ち込めるようになるといいですね。 ヤツルギさ
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