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玄人目線でいうと
玄人目線でいうと、4、50年前に筒井康隆が完成させたメタフィクションを今さら時代の先端みたいなフリしてドヤ顔でやられてもって鼻で笑われる感じで 素人目線でいうと、シンプルにエンタメとして弱い。 それがアニメ化してもあまり評価が伸びなかった原因でしょう。 トマス・ピンチョンみたいなぶっ飛んで高度な文学作品を書くか、萌え豚しか読まないようなとてつもなく頭の悪い作品を書くか、どちらかしか生き残れないこの歪な時代の、ちょうどエアスポットにハマったような作品です。 しかし、そんな意地悪なクサシは横に置いて、エブリスタからアニメ化までいったってのは本当に素晴らしい偉業だと思います。
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ご感想を寄せていただきありがとうございます。 私の不勉強が故に筒井氏の該当作品を知らず、的外れであったなら申し訳ないのですが、お礼も兼ねた返答をさせていただきます。 仰るとおりエンタメに欠ける作品であるかもしれません。アニメも思ったように伸びず、関係者各位には申し訳なく思う部分もあります。 ですがその一方で、結果的にコミカライズやアニメ化に発展したとは言えど、原点は作者本人が楽しむ為に生み出された作品であります。そして、誰かしらの楽しみになれたら良いなと。 読み手によっては時代遅れだとか弱いとか、多様なご意見があるとは思いつつ、本作はこれで良いとも感じています。 重ね重ね、貴重なご意

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